2026-06-19

レーザー溶接を可視化する<VisualizationNotes>

FORGEでは、CGアニメーションの技術実証ムービーとして、Visualization Showcaseと銘打ったショートムービーを制作して、サイトのShowcaseで公開しています。今回のブログではレーザー溶接のムービーを可視化するまでの
プロセスを簡単にご紹介します。題して、Visualization Notes。

<可視化の目的>

レーザー溶接では、実際に材料を接合しているレーザーは赤外線であるため肉眼では見ることができません。
そのため映像化にあたっては、見えないエネルギーをどのように表現するかが課題となりました。

<可視化までのアプローチ方法>

◾️3DCGでのアプローチ
レーザーで繋げる対象となるアルミ素材の筐体は、CADソフトと3DCGで制作。
金属感がでるように、スパングルや白サビっぽい模様のマテリアルを調整し、さらに、
溶接工程を視覚的に理解しやすいようにアニメーションを設計しました。また、
レーザー単体や溶接痕も3DCGで処理しています。

◾️2DCGでのアプローチ
3DCGでは表現が困難、またハイコストになる視覚効果は、3DCG完成後の2DCG
合成を組み合わせることによって効率的かつわかりやすい表現を目指しました。
追加した要素は、レーザーのエフェクト、スパッタ(火花)、溶接点の
ホットスポット、煙、レンズ効果によるフレア、さらに、わずかなレンズの歪み、
周辺ボケなども追加しました。

<気づき>

今回の制作では、3DCGと2DCGを組み合わせることで、見えないエネルギーや熱を
直感的に理解しやすい映像表現が可能になりました。

技術映像では、必ずしも全てを3DCGで表現することが最適解とは限りません。
目的に応じて表現手法を選択することも、可視化設計の重要な要素だと感じました。




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